不動産投資については、株式や投資信託といったほかの投資とは異なった特色を持ち合わせています。
まずひとつは、投資を実施する上での手間の相違といえます。
株式では銘柄選考に時間がとられる上、毎日のように株価変動の確認が重要となります。
それに加えて、投資信託についても銘柄決定の労力がかかる上、解約の時期などを考えるため運用状態に関する一定期間ごとの検討の必要性があります。
その一方、不動産投資は物件選考や空室を出さない為の取り組みはどうしても必要なものの、一般的に見て不動産価値や住居の家賃相場などは、株価ほどは変化せず、さらに日頃の管理は管理会社へ委託することも可能です。
次に、リスクについてですが、株式投資は元本価格の変動幅が非常に大きいことから、変動のリスクが高めです。
それに対し、不動産の投資は空室や災害リスクなどがありますが、投資する対象の価値が急変化する可能性は株式投資ほどではありません。